カジノのブラックジャックはトランプゲームのブラックジャックとは違う?

オンラインカジノを初めてプレイする時、まずは知っているゲームをプレイしてみたいという方も居るでしょう。

ポーカーは役が多い、バカラは良くわからない、ルーレットはただやるには少々面白みに欠ける、そうなると目につくのはおそらくブラックジャックではないでしょうか。

しかしカジノのブラックジャックはトランプゲームのブラックジャックと少しルールが違います。初めてプレイすると、その微妙な違いに少々面食らってしまうかもしれません。

この記事では、カジノでのブラックジャックのルールについて説明します。

カジノで行うブラックジャックと、皆で楽しくプレイするトランプゲームのブラックジャックは少しルールが違います。しかし、この少しの違いを知っておくことが攻略のカギとなります。

ゲームのスタート時にはディーラーに2枚、プレイヤーに2枚カードが配られます。ディーラーのカードの2枚のうち1枚は伏せられます。カジノでのブラックジャックは、ここから勝負することになります。

また、通常のトランプゲームの違いとしてディーラーとの戦いということ、お金を賭けるということ、ディーラー側は自由にプレイしている訳ではない、ということが挙げられます。

ブラックジャックはディーラーとのタイマン勝負!

トランプゲームのブラックジャックはプレイヤー同士の戦いですが、オンラインカジノのブラックジャックはディーラーとの勝負となります。

故に、周囲のプレイヤーの数字がどうであろうとディーラーに勝てば良いのです。ライブカジノでは他のプレイヤーと一緒に勝負をしますが、関係ありません。

また、オンラインカジノの場合は自分も含め他のプレイヤーのカードも丸見えになります。ディーラーのカードの1枚は伏せられているため、他のプレイヤーと比較してどんなカードが入っているかを予想してみるのも楽しみ方の一つでしょう。

お金を賭けている

当然ですが、オンラインカジノのブラックジャックはお金を賭けています。そのため、カジノ特有のアクションがあります。

1.ダブルダウン

ベット金額を倍賭けする機能です。プレイヤーは最初の2枚のカードを確認して、3枚目のカードを引くタイミングで倍賭けすることが可能です。

ダブルダウンを行った後は、ディーラーにターンが回ります。4枚目以降のカードは引けません。

例えばプレイヤーの2枚のカードの合計値が「10」もしくは「11」だった場合、次のカードで21を超えることが無く有利なので、ダブルダウンを選択したほうが良いでしょう。

2.スプリット

同じ数字が入った時、カードを二つに分割して手を増やすことが出来ます。ベット金額は同じ額が引かれます。

例えばプレイヤーのカードが「A」「A」の2枚だった場合、スプリットすると「21」の手になる可能性が高いため有効なアクションとなります。

3.インシュランス

保険という意味です。最初に配られたカードでディーラーの表のカードが「A」だった場合、伏せられたカードが「10」「J」「Q」「K」なら「ブラックジャック」となってしまいます。

プレイヤーが「ブラックジャック」で無い限りは負けが確定しますが、賭け金をインシュランスで上乗せすると相殺することが可能なアクションです。

ディーラーは自由にプレイしてはいない

ディーラー側は好き勝手にカードを選択しているわけではありません。ある法則に従ってカードを選んでいます。

それは「16以下はヒット、17以上はスタンド」です。ヒットとはカードを引くこと、スタンドはカードを引くのをやめることを指します。この法則性を知っているか知らないかで勝率は大きく変わるでしょう。

例えばディーラーの表のカードが「5」だった場合、プレイヤーの合計数値が「12」でもスタンドしたほうが有利に働きます。

何故なら前述の条件があるため、ディーラーは「17」を超えるまでカードを引くからです。「5」の場合は伏せられたカードがどのような数値でも2枚以上引く必要があるため、ディーラーのカードが「22」以上になる可能性があります。

このようなケースではプレイヤーが「12」でも勝てる場合が多いです。